海外の薬が日本より安い理由

病院で処方される医療用医薬品は、一般に薬局で販売されておりません。どの薬局でも医師の処方せんと引き換えに、薬代の他、基本料、調剤料、管理指導料といった料金を支払って、やっと薬がもらえる仕組みです。
しかし本当に薬局で直接買うことはできないのかというと、実際には処方せんがなくても販売可能な薬が沢山あります。

医療用医薬品 = 処方せん医薬品 + 処方せん医薬品以外の医薬品
処方せん医薬品 = 処方せんが無い者に(薬局が)販売してはならない薬(薬事法第49条)
処方せん医薬品以外の医薬品 = 処方せんが無くても薬局で販売してもらえる薬(くすりやカホンで販売している薬)

実は日本では、法律によって必ず処方せんが無ければ買えない薬と、そうではない薬が明確に分けられているのです。一万数千種類もある医療用医薬品の内、なんと半数近くが処方せんが無くても薬局で直接買える薬だったのです。

さらにいうと、薬の安い海外から個人輸入する方法もあります。

それでは何故、調剤薬局では直接販売されていないのでしょうか。

理由は日本では薬の値段は物価とスライドする仕組みを取っており、コストや需給バランスは関係ないからです。

また、医師の処方を受けるのに、決まった診察料がかかってきますから、その時間を含め、ユーザーは相当のコストを強いられます。
(※もちろん、定期的に医師の診察は受けるべきです)

一方、香港・シンガポール・タイ・インドなどの海外は普及が前提になっていますので、同じメーカーであっても、ピルなどはタダ同然の価格で販売されています。
またインドの場合、人口が多いので消費量も多く、世界的大手メーカーの工場で効率よく大量生産されています。

つまり、国の制度と使用量よる違いだけで海外の薬は日本より安いのです。

インド製ジェネリック薬が安い理由より

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